2016/05/08

辺境の片隅、存在の証明、そのメモ書き#7

辺境ラジオから①

科学者は必ず観察対象に自分を投影する
顕微鏡の向こう側に自分自身の自画像を見ている
研究している当の本人の生き方とか人格とかを正当化する根拠を見出そうとする
「空目」
人間は自分が見たいものを見てしまう性質がある

ワトソンとクリックが発見した遺伝子における二重螺旋の構造について
DNAが二つあるのはなぜか
お互いの欠点を補強し合う。誤りがおきない。ベストパフォーマンス。→それはつまりワトソンとクリック自分たちのこと。

ネイティヴアメリカンの話
我々は白人が来るまでは決して穴を掘らなかった
ガイア。つまり地母神。
ヨーロッパ人は自然が嫌い。
森というのは恐ろしい場所。グリム童話は怖い。
日本は森林率70パーセント
イギリスは11パーセント、フランスは30パーセントぐらい。その思想は自然自体が邪悪。原罪。
我々は子供は純粋で無垢という。キリスト教だと子供は野蛮。動物に近い。力づくで教育善導。フーコーを読むと18世紀ぐらいまでのヨーロッパの育児は処罰。
宗教改革で教会が親から教育権を奪った。親たちが子供をすぐ殺しちゃうから。ちょっと数が多いと面倒くさいから寝床で窒息させてた。
神の下では人間は平等。勝手に子供を殺す権利はない。
教会が学校をつくる。初等教育のはじまり。
動物レベルから人間レベルへの引き上げをしなければならないと。
子供が無垢とか愛と慈しみによって才能を開花させてなんていうルソーやペスタロッチの教育思想は近代のもの。
因習に対する理論武装。

家族を維持するためには演じる力が必要。
自然に愛情が湧いてくるとか親なんだから情は通い合うとかは絶対ない。そうではなくてある「型」にはまる。
もしくは「型」を演じることで、初めて内発的なものが生まれる。


なるほど。。。
マテリアル、方法は労力でカバーする。
あとは待つしかない。
坂道を全力で駆け上がり、死ぬ直前を擬似体感する。
チキンレース。極限まで身体を絞る。
ぎりぎりまで行く。
肉体を精神が超える音。ロックンロール。

マジック。イリュージョン。魔法。
ヤクルトのデーゲーム。神宮球場で舞い降りてきたもの。
村上春樹さんのはじまり。ヒットが打たれた瞬間。

そうだ。写真も上げよう。
Brooklyn Parlor 心斎橋。隠れ家的でもありながら開放感がある素敵な場所で。

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