2016/06/05

果実のマーケティング

明日、タイランドの友人がロードバイク持参で来日する。
その関係で今週はブログ更新が出来ないと思われ
まったく読まれてはいないブログですが念の為の告知です(笑)

今日の大阪は雨模様で、ロードバイクに乗ることも出来ないので、そうですね、最近若者ミュージシャンと会話することが多々あったので、その辺りの記事を書こうかと。

昨日はtwitter上で若者に御迷惑をお掛けしてしまい、まったく僕はいくつになってもオトナになれないなぁと反省しました。本当に申し訳ない。というか、ワル知恵で生き抜いてきた僕のような人間はtwitterはあまりやらないほうがいいかもしれない。ただ、スキャンダラスな効果を得るという意味では、twitterは最も簡単であり、効果も大きいものだなと。逆に自身の市場を狭めてしまう可能性もある。要は「なぞなぞ」をtwitterに残して自身の市場へ引き込む、というストーリーが大事かもしれません。twitterで自身の種明かしをすると閉鎖的な村社会となる。

「ワル知恵で生き抜いてきた」とは具体的にいうと、僕が営業職の仕事上で体感した「モノを売る」もしくは「小企業が大企業に勝つ」為のマーケティング・戦術のことで。高卒でなんのトリエもなく、人見知りで社会的不適合なマイナスからのスタートなんで、ワル知恵だけはよく働くんですね。
勝つことへの異常なまでの執念が才能や技術に長けた人間や既得権者をも凌駕する。そう確信するしかね。。
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世紀の一戦「モハメド・アリ対アントニオ猪木」
プロレス・格闘技史上最も舞台裏が注目された試合。また、試合内容自体も「意味深で謎」な内容で終わっている。猪木のキャラクターもある。しかし、注目を引く為の「ストーリー作り」これがあった。裏方の新間寿という「プロデューサー」が仕掛ける「注目させるための演出」が大きかったということ。これは「有名」を勝ち取るという意味でも勉強になる。おうおうにして、注目を浴びたいがためにキャラクター・商品に力を注ぎがちである。大金が掛けられる大企業にはそれでは勝てない。闘いの舞台までのストーリーと演出に頭脳を働かせること。ある意味、人を引きこむストーリーがあれば、良質な商品でなくても騙されて買う人が多い。
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モノが売れる・売れない、大袈裟にいえば市場原理とは、人対人の関係性では動いていない。少なくとも資本主義の日本では。(中田考と内田樹両先生の本に書いてあるような共同体/物々交換と助け合いの社会であれば話は別です)人がそこに介在するとすれば「欲望」。個人・企業がモノを売りたいという意図も含めて。何が言いたいのか。売るという行為に関しては非情に徹するということ。冷徹な目で自分の立ち位置を分析する。実はこれが一番難しい。出来ることなら優秀なプロデュースできる人間に依頼した方が早かったりする。先述の演出・ストーリーも含めて。
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有名な話をひとつ。「ビデオデッキ・ビデオ文化(レンタル)」が80年代初頭に一挙になぜ普及したか。または、DVDなどの新たなメディアが旧メディアを更新する「とっかかり」は何か?アダルトビデオ、エロである。エロいことは人の目を無意識に引く。誤解無きようにちゃんと書いておこう。脱ぐのではない。「サブリミナル効果」として使うのである。有名なところでいえば椎名林檎だ。演出に必ずエロを入れてある。浜崎あゆみはマドンナをリスペクトしているがマドンナのマーケティングを引き継いだのは日本では林檎ちゃんだろう。ただし、椎名林檎がシンボル化されてしまった今では、同じ方法を摘要すると「ただのコピー」となる。コピーとならない為にはどうすればよいのか、キャラや演出は捨て「サブリミナル効果」という方法だけを取り入れるしかない。

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男はエロをどう扱えばマーケティング活用できるのか。
まあ、スピッツとBUMPを紐解けば判りますよ。いうまでもないけれども、歌・音の内容ではない。あくまでも人寄の為のストーリー・演出のこと。長淵剛は嫌いですが、あの方の演出も参考になる。
念の為、、もう一度言っておこうと思う。僕が演出と言っているのは、ショーの演出ではないです。

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