あの若者も
あの女の子もみな
透明なやさしさに
満ち溢れてました
もしかしたら
アニメのような雲の隙間に見え隠れした
天使だったのかもしれません
ふたたびまた
生あたたかい風が
あなた達をあおる季節が始まります
ウソつきで
汚ならしいものは忘れて
荒れた大地の
果てから果てへ
大きな大きな
太陽に照らされながら
歩き続けよう
涙の滴でしか
咲かせることができない
一輪の花
そう
一輪の花になろう
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