今日はちょっと面白い話を記事にしてみようかと思いまして。
このブログにも書きましたが、こないだ辺境ラジオの公開収録の参加者に応募しまして運よく当選したわけなんですが、応募方法はと言いますとね、応募理由や番組内で質問したいこと等をメールに書いて送る、ということだったんですが、実は実は私はこのメールを書く時点で「当選する」という確信が100%あったんですよ。その理由は何かと言いますとね、日頃から培った営業の勘というかテクニックがあったからんですよ。。なんだかまた小さな自慢話で悪いんですけどね(笑)私の営業成績はかなり良好なんですよ。以下そのポリシーみたいなものなんですが・・
①負ける事案には手を出さない。もしくは早急に手を引く
②スーパー営業マン的なことを否定し「売れる仕組み」を作ることに全知全能を傾ける
③こういえばあー言われ、こう動くとあの人がカクカクシカジカな印象と結論を出され・・・みたいなシュミレーションを徹底的にイメージし、一番ワクワクするイメージを実行する
というところなんですけどね、まぁあんまり大して面白くもない話なんですけどね(笑)
で、この金科玉条を基にして辺境ラジオに応募したわけなんですが、この事案を当てはめますとね
①→辺境ラジオの公開収録に応募する人は極めて少ない人数であり、当選確率が高いことは容易に想像出来る
②→きっと審査する人は出演者よりも裏方のスタッフに権限があると予想出来る。(両先生と西さんは超多忙であり、どう考えてもそこまで関わっているとは思えない)とすると、スタッフはどのような基準で当落を決められるのか・・これを導き出すことに集中して足りない脳みそをフル回転させましたよっ
③→おそらく社会的なニュースに関わるネタをもとにした質問内容を書かれる応募者は多いと思われ、更に更に深く深く想定すると、両先生が一番大喜びするのはどちらかというとリスナーのパーソナルなネタであると。で、社会ネタではなく、個人的にどうしてもどうしてもしんでもしにきれないぐらいききたいんです、的なことで質問内容を書きましたよ。
で、ここからまたまたちょっと小さな自慢が入るんですけどね(笑)
当選しました、という電話がスタッフからかかってきたんですけどね、じつはじつは私はこれも想定してた通りなんですよ。。(いや、こーいう番組参加に応募するなんてことは今まで一度もやったことないし、どーいうふうな形で連絡が来るのかなんてネットで事前に調べたわけじゃないんですよ)
ここから時空越えにつながっていく話なんですけどね、もうね、ワクワクしながら考えてると、なぜだかどーいうふうな当選連絡がくるのかもイメージがついちゃうんですよね。それって、商談に行く前から、『そうだ、今日はあの御客さんとはカクカクシカジカのネタで盛り上がりたいよなっ』みたいなワクワク感でやってる仕事と地続きな事柄なんですよ。そう、その感覚って現実から妄想の世界に入ってると言っていい。確か町山智浩さんが宮崎駿さんを評した時に『あーいう人達って街を歩いてても急に妄想の世界に入っちゃうんですよ。風立ちぬの中で急に夢想な場面が出てくるでしょ?ああいう感じ』という意味の話をされてたことがあったんですけど、まさしくその通り!それですよ、それ。なのでなので当選連絡の会話のなかでもスタッフさんが尋ねてくるネタもイメージしてた通りで。でも、実はですね、ここからが落とし穴があるんですよ。。私は電話でスタッフさんとの会話のなかで既に『あああっこれで私は番組内で質問する人に間違いなく選ばれるであろう!』という邪な気持ちが芽生えて(笑)で、案の定、収録当日の受付で「三浦さんですね、実はあなたの質問は番組内でやっていただく予定がかなり高いです」と告げられまして。自分がイメージしてた通りに百発百中で現実が動くことに酔いしれだしまして・・そのオチは残念ながら・・だったんですね。内田樹先生も名越康文先生もどちらも邪悪なものを避けるセンサーがムッチャ強いんですよ(笑)なのでなので番組進行もスタッフが想定してることとは全然違う方向へ進んでるってことは観覧席からもすごく判りました。でもね、こんだけ恋い焦がれてますとね、奇跡は起きるんです(笑)。開始直前にね、急にトイレに行きたくなったんですよ。(ちなみにですが私は映画を観る時も何をするにも直前に動くということが嫌いな性格なんですけどね)すると、そうなんですよ、内田樹先生と西靖さんご本人と遭遇したというとんでもなく嬉しい出来事がありまして。話は変わるんですけどね、漫画『おれは鉄兵』の主人公の上杉鉄兵ってとんでもなく邪悪な方法と考えの持ち主なんですけどね、勝つことに対する執念というか執着心は尋常じゃないんです。最後に笑えるってことが大事かなと。長々と失礼しました。。